レノボ13.3型新ブランドThinkPad Z13 Gen 1の製品レビューになります。

レノボのThinkPadシリーズ新しいブラウンドThinkPad Z13 Gen 1の製品レビューになります。

ThinkPad Z13 Gen 1レビューモデルは、13.3型サイズに4辺狭いベゼル液晶マルチタッチを搭載。
筐体には再生アルミニウムを採用、ThinkPadシリーズ初の表面にはブロンズカラーの皮革とアークティックグレーの2色を採用したデザインが美しい。

最新の6コアAMD Ryzen PROプロセッサーを搭載。


レビューモデルスペックは、最大動作周波数4.50GHzで動作のAMD Ryzen 5 PRO
( 2.10GHz～4.00GHz 3MB 6コア、12スレッド )に、内蔵グラフィックス(AMD Radeon 660M)と512GB　SSD (PCIe NVMe/M.2)と16GBメモリを搭載。

※上位モデルのスペックでは、13.3型WQXGA+ OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) マルチタッチパネルに8コアのAMD Ryzen 7 PRO 6860Z (2.70 GHz 最大 4.73 GHz)を搭載。


▼INDEX▼
■製品画像　■インターフェース　 ■ベンチマーク　■映像編集　　■まとめと購入

ThinkPad Z13 Gen 1(AMD)
↓筐体に再生アルミニウムを活用し、堅牢性と環境負荷の軽減を両立。アークティックグレーとブロンズの2色展開。
プロセッサー	AMD Ryzen 5 PRO 6650U プロセッサー  AMD Ryzen 7 PRO 6860Z  プロセッサー
グラフィックス	内蔵グラフィックス(AMD Radeon 660M/680M)
画面サイズ	13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)  13.3型 WQXGA OLED (有機 EL ディスプレイ)液晶  (2880 x 1800)マルチタッチ
メモリ	16GB～最大32GB
ハードディスク	512GB～最大1TB　 M.2 SSD　PCIe NVMe

↓ 液晶パネルは４辺狭いベゼルの13.3型WUXGA IPS液晶IPS (1920 x 1200)光沢なし仕様。色はきれいに表示されています。



↓IPSにより広い視野角の液晶パネル。



↓カラーはThinkPadシリーズ初の表面にはブロンズカラーの皮革とアークティックグレーの2色を採用したデザインが美しい。ThinkPadといえば黒の筐体のイメージを払拭する新しい色調です。


↓天板はブロンズカラーの皮革仕様。





↓本体右側部。右からUSB 4.0×1、(Thunderbolt4 対応)、電源ボタン、マイクロフォン・ヘッドフォンコンボジャック。


↓本体左側部。左からUSB 4.0×1、(Thunderbolt4 、電源チャージ対応）。
USB3.0には対応しませんのでType-C対応コネクターが必要になります。


↓大きなタッチパッドにキーボタンの押し加減はThinkPadシリーズの特長で指にフィットして使いやすい。


画面トップ↑
↓キーボードはLEDバックライト付で暗部での入力が楽に行える。


↓背面。
底面左右にステレオスピーカーインテル ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio対応)を搭載。



↓やや大きめの電源アダプタ。USB3.0 Type-Cから充電。



★ThinkPad Z13 Gen 1(AMD)★





▼ベンチマーク▼
前世代のAMD Ryzen 5プロセッサーを搭載した、IdeaPad Slim 550AMD Ryzen 5 5500Uプロセッサーとの比較になります。
IdeaPad Slim 550の製品レビューはこちらから

AMD Ryzen 5プロセッサーの進化をご確認下さい。



↓CrystalDiskMark8でのストレージベンチマークスコア。（Cドライブ512GB　SSD）
高速SSD （PCIe NVMe M.2）接続ならではの読み込み3201.26のハイスコア。


↓IdeaPad Slim 550でのストレージベンチマークスコア。（Cドライブ512GB　SSD）
高速SSD （PCIe NVMe M.2）接続の読み込み2470.81のスコア。




↓CINEBENCH　CPUスコア　AMD Ryzen 5 PRO 6650U プロセッサーのスコア。
シングルスコアが優れている。


↓比較参考としてAMD Ryzen 5 5500UプロセッサーのスコアCINEBENCH　CPUスコア。
特にマルチコアスコアの性能は優っている。

CINEBENCH  CPUスコア
AMD Ryzen 5 PRO 6650Uプロセッサー （6コア/12スレッド最大動作周波数4.50GHz）	AMD Ryzen 5 5500Uプロセッサー 6コア／12スレッド(2.10GHz-4.00GHz ）
シングルコアスコア 1296pts	シングルコアスコア 763pts
マルチコアスコア 5491pts	マルチコアスコア 6843pts

▼3DMark　11のスコア▼
↓AMD Ryzen 5 PRO 6650U+Radeon GPUでの3DMark　11のスコアP5568！


↓AMD Ryzen 5 5500U+Radeon GPUでの3DMark　11のスコアP5233！

3DMARK11スコア
AMD Ryzen 5 PRO 6650UCPU+Radeon GPU	AMD Ryzen 5 5500UCPU+Radeon GPU
3DMARK11スコア P5568	3DMARK11スコアP5233

▼PC Mark 10のスコア▼
↓AMD Ryzen 5 PRO 6650U+Radeon GPUでのPC Mark 10のスコア4550！


↓AMD Ryzen 5 5500U+Radeon GPUでの3DMark　11のスコア4950！

PCMARK10スコア
AMD Ryzen 5 PRO 6650UCPU+Radeon GPU	AMD Ryzen 5 5500UCPU+Radeon GPU
PCMARK10スコア 4550	PCMARK10スコア4950

画面トップ↑




▼3Dソフトのblenderのスコア（最新版3.3.0）▼

blenderは3Dソフトのオープンソース版で、高額な3Dソフトに劣らない優れた機能を搭載しています。

↓AMD Ryzen 5 PRO 6650U+Radeon GPUでのスコア



↓AMD Ryzen 7 4700U+Radeon GPUでのスコア
比較対象のAMD Ryzen 5 5500Uは現在手元にないので手元に有る前世代のAMD Ryzen 7 4700U+Radeon GPUでベンチマークしました。



↓画面は筆者が制作したblenderでの来年干支の兎になります。


3Dをモデリングするには、制作過程でPCの能力はあまり気になりませんが、モデリング後のレンダリングでは、筆者が使うワークステーションとの比較では当然ですが大きく遅延が発生しました。

※個人レベルで3D初心者が習得等に使うには問題なく利用出来ます。



▼Adobe Premiere　Pro　CCのエンコード▼
↓アドビ映像編集ソフトAdobe Premiere　Pro　CC 2022年版でのエンコード作業。



▼4K動画エンコード時間▼
次に、4Kデータのエンコードについて検証しました。
1.3Gの4K動画データを、AMD Ryzen 5 PRO 6650U+Radeon GPUでのエンコード時間1分38秒

1.3Gの4K動画データを、AMD Ryzen 5 5500U+Radeon GPUでのH264方式はエンコード時間2分10秒

GPUの比較では、新しいAMD Ryzen 5 PRO 6650U+Radeon GPUが前世代と比較して約150％位の
能力向上が確認出来ました。

YouTubeストリーミング等での短時間4K配信データのエンコードも十分に対応できる能力が実証出来ました。

※一般的に性能比較においてエンコード時間等が重要視されがちですが、エフェクト、色の設定、レンダリング等制作過程での制作時間の速さも重要になります。

ThinkPad Z13 Gen 1での動画制作については、個人レベルでの動画編集をSNSにて発信するには十分使えるコスパに優れたパソコン性能になります。

↓Adobe Premiere　Proでの4Kエンコード画面。

Premiere Pro CCでのエンコードスコア
AMD Ryzen 5 PRO 6650UCPU+Radeon GPU	AMD Ryzen 5 5500UCPU+Radeon GPU
1.74GBの4K動画データ H264方式でエンコード時間1分38秒	1.74GBの4K動画データ H264方式でエンコード時間2分10秒

 

▼Adobe Photoshop CCの画像データ取込時間▼


↓搭載ストレージPCIe NVMe512GB接続の超高速SSDとの連携により、下記64Mの画像データ124枚を、 一度に開くのに1分16秒になりました。高解像度の一眼レフカメラの読込、編集等もスムースに利用できました。

↓対してIdeaPad Slim 550搭載PCIe NVMe512GB接続の高速SSDとの連携により、下記64Mの画像データ124枚を、 一度に開くのに2分35秒でした。

※比較については、搭載ストレージのスペックが大きく影響されていると思われます。
CrystalDiskMark8での比較では、ThinkPad Z13 Gen 1が読込3201.26対するIdeaPad Slim 550が2470.81ですので影響されていると思われます。

Photoshop CCでの画像データ読込時間
AMD Ryzen 5 PRO 6650UCPU+Radeon GPU	AMD Ryzen 5 5500UCPU+Radeon GPU
64Mの画像データ124枚 一度に開くのに1分16秒	64Mの画像データ124枚 一度に開くのに2分35秒

★ThinkPad Z13 Gen 1★






▼レノボThinkPad Z13 Gen 1レビューモデル性能まとめ▼

13.3型サイズいっぱいに画面を配置してコンパク化を実現、ThinkPadシリーズの新しいブランド Z13 Gen 1の最大特長は、今までのThinkPadシリーズ黒の筐体から表面にレザーを施したブロンズカラーの皮革とアークティックグレーの2色展開。一見他社メーカー（HP）のデザインを思わせる配色になります。

デザインと共に気になる搭載の「AMD Ryzen 5 PRO 6650U　最大ブースト4.5GHz、GPU周波数1900 MHz」CPUは、比較対象として前世代の「AMD Ryzen 5 5500UCPU」最大ブースト 4.0GHz、GPU周波数1800 MHzとの比較では、各ベンチマークの通りで一部のスコアを除いて上回っていました。

13.3型サイズの液晶画面（ 1920 x 1200)マルチタッチ対応は、4辺の狭いベゼルにより画面一杯に画面が表示され重さも1.19kgと軽量の薄型スタイリッシュモデルになります。
※上位モデルには高解像度の WQXGA OLED (有機 EL ディスプレイ)液晶 (2880 x 1800) 、
マルチタッチ対応(10点)も選択出来ます。

レビューモデルのCPUは、最新のAMD Ryzen 5 PRO 6650Uプロセッサー（最大動作周波数4.00GHz、6コア12スレッド）を搭載。
※上位モデルにはAMD Ryzen 7 PRO 6860Z  プロセッサー
（8コア/16スレッド最大動作周波数4.725GHz）も選択出来ます。

グラフィックスは、CPU内蔵AMD Radeon 660Mグラフィックスを搭載。

メモリは16GBの高速 LPDDR5-6400MHz (オンボード)の固定になり、増設は不可になります。
※32GBメモリ増設には購入時にカスタマイズする必要あります。

ストレージは、高速 (PCIe NVMe M.2)仕様の512GB　SSDを搭載。
ベンチマークスコアが高速SSD512GB （PCIe NVMe M.2）接続ならではの読み込み3201.26のスコアを記録。

サウンドは、本体裏面左右にあるステレオスピーカーのインテルハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio対応)でクオリティの高いサウンドを再現。

インターフェースは、USB 4 (Thunderbolt4 対応) x 2を搭載。
※電源は、Thunderbolt4から供給します。

レノボThinkPad Z13 Gen 1レビューモデルは、2色のデザインカラーとコンパクトな筐体に、最新のAMDプロセッサーを搭載したモバイルノートPCになります。

▼レノボThinkPad Z13 Gen 1の主なスペック▼

★ ThinkPad Z13 Gen 1(AMD) の主なスペック

	Windows 10 Pro 64bit (Windows 11 Pro 64bit ダウングレード権行使) Windows 11 Home 64bit Windows 11 Pro 64bit
カスタ マイズ
	NewAMD Ryzen 5 PRO 6650U プロセッサー （6コア/12スレッド最大動作周波数4.50GHz） NewAMD Ryzen 7 PRO 6860Z  プロセッサー （8コア/16スレッド最大動作周波数4.725GHz）
カスタ マイズ
	内蔵グラフィックス(AMD Radeon 660M/680M)
カスタ マイズ
	16GB　32GBオンボード LPDDR5-6400MHz
カスタ マイズ
	512GB ,1TB SSD （PCIe NVMe M.2）
カスタ マイズ
カスタ マイズ
	13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ非対応、 100% sRGB、ブルーライト軽減 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、 100% sRGB、ブルーライト軽減 13.3型 WQXGA OLED (有機 EL ディスプレイ)液晶 (2880 x 1800) 、 マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減

販売価格は下記リンクで確認ください。
購入はこちらからThinkPad Z13 Gen 1(AMD)

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