主なパソコン各社から最近発売されたクリエイター向け高性能パソコンを比較します。
主な比較対象機種4モデルは、レノボ製「15.6型 ThinkPad X1 Extreme」、HP製「15.6型HP Spectre x360 15」、デル製「15.6型XPS 15」、マウスコンピュータ―製「17.3型DAIV-NG7510」を比較します。DAIV-NG7510は販売終了しました。
液晶ディスプレイは全て高解像度の4K液晶搭載可能モデルになります。
紹介する各社のパソコンはAdobe Creative Cloud製品での快適な利用に最適なスペックを搭載しています。
レノボ製「15.6型ThinkPad X1 Extreme」の製品レビューを掲載しました。
HP製「15.6型HP Spectre x360 15」の製品レビューを掲載しました。
◆レノボ15.6型 ThinkPad X1 Extreme ◆HP15.6型HP Spectre x360 15 ◆デル15.6型XPS 15
◆マウスコンピュータ―17.3型DAIV-NG7510 ◆まとめ ◆スペック比較表 ◆Adobe Creative Cloud
★レノボ15.6型 ThinkPad X1 Extreme★


ThinkPad X1 Extremeは、高性能ThinkPadブランドXシリーズの最上位モデルになります。
15.6型サイズで重量1.71kgと15.6型サイズでは2kgを切り比較対象モデルの中では最軽量のパソコンになります。
15.6型液晶ディスプレイは、最大4K UHD IPS液晶 (3840x2160ドット、マルチタッチ対応 Adobe RGB 100%の広い色域と10億色の表示)が可能になります。
※10億色の表示にはソフトが対応している必要があります。画像編集ソフトの定番Photoshop CCで対応できます。
プロセッサーには、最新のインテル Core i5-8300H プロセッサー(4コア、8スレッド)、インテル Core i5-8400H プロセッサー(4コア、8スレッド)に 、モバイル用としては初の6コア、12スレッドの インテル Core i7-8750H プロセッサー/ Core i7-8850H(6コア、12スレッド)が搭載可能。
グラフィックスには、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載。
※VR Ready(Oculus Rift Ready)・MR Readyに対応しています。
下記Oculus Rift ReadyサイトでのGPUスペック紹介により、最小スペックでの対応になります。

VR ReadyのNVIDIAでの公式対応GPUはGTX 1060以上になりますので、 あくまでVR初心者向きになりそうです。
メモリは、高速PC4-21333 DDR4 SDRAM SODIMMが最大64GBまで搭載可能。
ストレージは、CPUの構成により2台まで搭載可能。
2台のストレージを搭載するにはCPUがCore i7以上になりますが、Core i5ではRaid 設定(Raid 1、Raid 0)により可能になります。
搭載ストレージは全てSSDになり256GB( sata)から最大1TB(NVMe M.2 2280)まで選択可能。
インターフェースは、USB3.0×2、USB3.1Type-C x 2(Thunderbolt3、Video-out機能付き)等になります。 ★ThinkPad X1 Extremeの主なスペック ★
 | Windows 10 Home 64bit Windows 10 Pro 64bit |
カスタマイズ | |
 | 第8世代インテル Core i5-8300H プロセッサー (4コア8スレッド最大4.00GHz, 8MB) 第8世代インテル Core i5-8400H プロセッサー (4コア8スレッド最大4.00GHz, 9MB) 第8世代インテル Core i7-8750H プロセッサー (6コア12スレッド最大4.10GHz, 9MB) 第8世インテル Core i7-8850H プロセッサー (6コア12スレッド最大4.30GHz, 9MB) |
カスタマイズ | |
 | NVIDIA GeForce GTX 1050Ti (4GB GDDR5) |
カスタマイズ | |
 | 8GB、最大64GB (PC4-21300 DDR4 SDRAM SODIMM) |
カスタマイズ | |
 | 256GBソリッドステートドライブ SATAM.2 256GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 512GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 1TBソリッドステートドライブ PCIe M.2 |
カスタマイズ | |
 | |
 | 15.6型FHD液晶 (1920x1080 IPS 300nit) 光沢なし 15.6型UHD液晶 (3840x2160 IPS 400nit) 光沢なし Adobe color gamut, 10-bit マルチタッチパネル(10点) |
カスタマイズ | |

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★HP Spectre x360 15★
動画によるAdobe Creative Cloud製品のレビュー等はこちらから


HP Spectre x360 15は、美しいデザインで好評のプレミアムシリーズ最強のスペックを備えた2in1方式のノートパソコンになります。
15.6型液晶ディスプレイは、2in1方式狭額縁の4KUHD(3840×2160ドット 340nit / 282ppi)IPSマルチタッチを搭載。
15.6型サイズで重量2.1kgと軽量になります。
本体デザインは、従来のSpectre x360シリーズのカラーに本体後部を斜めにカットしたデザインを採用。
プロセッサーには、6コア、12スレッドの インテル Core i7-8750H プロセッサーを搭載。
グラフィックスには、高性能NVIDIA GeForce GTX 1050Ti with Max-Q Design グラフィックスを搭載。
クリエイターが利用するプロ用ソフト「Adobe Creative Cloud」製品のパフォーマンスに対応。
本体デザインは、従来のSpectre x360シリーズのカラーに本体後部を斜めにカットしたデザインを採用。
ストレージは超高速SSD PCIe NVMe規格512GBから最大1TB SSDを選択可能。
メモリは、16GB オンボード (2666MHz,DDR4 SDRAM)を搭載。
※増設は不可。
インターフェースは、USB 3.1 Gen2 ×1 、USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0)を搭載。
★HP Spectre x360 15の主なスペック ★  | Windows 10 Pro 64bit |
カスタマイズ | |
 | 第8世代インテル Core i7-8750H プロセッサー (6コア12スレッド最大4.10GHz, 9MB) |
カスタマイズ | |
 | NVIDIA GeForce GTX 1050Ti (4GB GDDR5) |
カスタマイズ | |
 | 16GBオンボード (2666MHz,DDR4 SDRAM) |
カスタマイズ | |
 | 512GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 1TBソリッドステートドライブ PCIe M.2 |
カスタマイズ | |
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 | 15.6インチワイド・UHD(4K)ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (3840×2160 / 最大1677万色 / 340nit / 282ppi) |
カスタマイズ | |

229,800円(税抜)キャンペーン価格は209,800円(税抜)
◆購入はこちらからHP Spectre x360 15 
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★デル15.6型 XPS 15★


デルXPS 15は、14型サイズ相当の本体に最大4K UHD液晶ディスプレイと最大動作周波数4.80GHzで動作するオーバークロック対応の第8世代 インテル Core i9-8950HK(6コア)プロセッサーが搭載可能。
15.6型狭額縁は、5.7ミリの狭いベゼルを採用で14インチサイズ相当の本体大きさになります。
4K UHD液晶(Adobe RGB 100% 10億色表示)のディスプレイも選択可能。
4KUHD搭載ディスプレイは、広い色域の AdobeRGB比100%に対応で10億色の表示が可能。
Adobe RGB 100%についてのレビューはこちらのページで紹介しています。
プロセッサーには,最新の第8世代インテル Core i5-8300H プロセッサー(4コア、8スレッド)に 、モバイル用としては初の6コア、12スレッドの インテル Core i7-8750H プロセッサーと最大動作周波数4.80GHzで動作する Core i9-8950HK(6コア、12スレッド)が搭載可能。
グラフィックスには、CPU内蔵インテルUHDグラフィックス630と上位モデルに専用グラフィックスNVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載。
ストレージは超高速SSD PCIe NVMe規格256GBから最大1TBSSDを選択可能。
メモリは、8GBから最大32GB (PC4-2666Mhz DDR4 SDRAM SODIMM)が選択可能。
インターフェースは、USB 3.1 、Thunderbolt 3(PCI Express Gen 3 x 4レーン)を搭載。
★XPS 15の主なスペック ★
 | Windows 10 Home 64bit Windows 10 Pro 64bit |
カスタマイズ | |
 | 第8世代インテル Core i5-8300H プロセッサー (4コア8スレッド最大4.00GHz, 8MB) 第8世代インテル Core i7-8750H プロセッサー (6コア12スレッド最大4.10GHz, 9MB) 第8世インテル Core i9-8950H プロセッサー (6コア12スレッド最大4.80GHz, 12MB) |
カスタマイズ | |
 | CPU内蔵インテルUHDグラフィックス630 NVIDIA GeForce GTX 1050Ti (4GB GDDR5) |
カスタマイズ | |
 | 8GB、最大32GB (PC4-2666 DDR4 SDRAM SODIMM) |
カスタマイズ | |
 | 256GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 512GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 1TBソリッドステートドライブ PCIe M.2 |
カスタマイズ | |
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 | 15.6型FHD液晶 (1920x1080 IPS 400nit) 光沢なし 15.6型UHD液晶 (3840x2160 IPS 400nit) 光沢なし Adobe color gamut, 10-bit マルチタッチパネル(10点) |
カスタマイズ | |
260,330円がクーポン割引利用241,2303円から(プラチナオフィス付)4月17日現在価格
◆詳細はこちらからNew XPS15_9570(2018年5月25日発売)
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販売完了しました。
★マウスコンピュータ―17.3型DAIV-NG7510★
詳細のスペック、ベンチマークの製品レビューを掲載しています。こちらから
マウスコンピュータ―17.3型DAIV-NG7510は、BTOメーカーのクリエイター向けブランド「DAIV」シリーズの最新ノートPCになります。
BTOメーカーの最大強みの豊富なカスタマイズ選択が可能になります。
17.3型と比較対象のパソコンの中では一番大きいサイズになり、 4K UHD IPS液晶 (3840x2160ドット Adobe RGB 100%)の高精細ディスプレイを標準搭載。
プロセッサーには、6コアインテル Core i7-8750H プロセッサー (2.20GHz-4.10GHz, インテル スマート・キャッシュ 9MB/ インテル ターボ・ブースト・テクノロジー2.0)を標準搭載。
グラフィックスには、比較対象パソコンの中では最も性能の高いNVIDIA GeForce GTX 1070 (8GB)グラフィックスを標準採用。
NVIDIAが推奨するVR Readyに完全対応しています。
メモリはPC4-19200 DDR4 SDRAM仕様最大32GBまで。
ストレージは、256GB SSD、512GB SSD (PCIe NVMe M.2 PCI Express Gen3 ×4)接続と読込3000番台を超える(PCIe NVMe M.2 PCI Express x4 接続)SSDが選択可能。大容量1TB SSD(PCIe NVMe M.2 PCI Express x4 接続)も選択可能。
HDDは1TBと2TBが搭載可能。合計2台の搭載可能。
サウンドは、ハイデフィニション・オーディオ (Creative Sound Blaster X Pro-Gaming付属) ステレオスピーカー(サブウーファー付)
インターフェースは、USB3.0×2、USB3.1 Type-C高速データ転送できる(Thunderbolt3対応)×1、USB3.1 Type-A×2を搭載。 ★マウスコンピュータ―17.3型DAIV-NG7510の主なスペック ★
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カスタマイズ | |
 | インテル Core i7-8750H プロセッサー (2.20GHz-4.10GHz, インテル スマート・キャッシュ 9MB/ インテル ターボ・ブースト・テクノロジー2.0) |
カスタマイズ | |
 | インテルUHD グラフィックス630 NVIDIA GeForce GTX 1070 (8GB) |
カスタマイズ | |
 | 32GBPC4-19200 DDR4 2400MHz |
カスタマイズ | |
 | 256GB SSD (NVMe対応/ M.2規格/ PCI Express Gen3 ×4 接続) 1TB Serial ATAII 5400rpm (Serial ATAIII接続) |
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 | 17.3型 4K-UHDノングレア (AdobeRGB比100%/ LEDバックライト) |
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比較表 ★赤文字は比較対象の中で最もスペックが高くなります。
拡大PDFデータはこちらか
まとめ
4製品の比較をしましたが、レノボ「ThinkPad X1 Extreme」、HP「Spectre x360 15」、デル「XPS 15」のパソコンについては公表されている情報を元に比較をしました。 マウスコンピュータ―「DAIV-NG7510」については製品レビュー記事を元にしています。
4製品共にクリエイター向けに一般的なPCよりハイスペックな構成になり、プロのデザイナーなどが主に使う「Adobe Creative Cloud」製品が快適に操作できる性能をクリアーしています。

Adobe Creative Cloud製品の主なアプリケーション
Adobe Illustrator CC=主にグラフィックデザインやDTPの制作に使う最も普及しているソフト。
搭載グラフィックス「GTX 1050Ti以上」のGPUパフォーマンス機能により計算が加速されるため、デザイン、アニメーション、ビデオの様々なアプリケーションのパフォーマンスが高速化します。
Adobe Photoshop CC=画像デザイン、写真編集ソフトの定番。
搭載グラフィックス「GTX 1050Ti以上」のグラフィックスプロセッサーにより、様々な機能と拡張が有効になり快適に操作できます。
Adobe Premiere Pro CC=動画編集ソフト。
搭載プロセッサー6コアの「インテル Core i7-8750H以上」とグラフィックス「GTX 1050Ti以上」により動画エンコードが快適に行えます。
Adobe Lightroom Classic CC=写真編集、ライブラリーソフト。
搭載プロセッサー6コアの「インテル Core i7-8750H以上」とグラフィックス「GTX 1050Ti以上」により多数のRAW現像が高速に行えます。
※上記アプリケーションの動作確認は筆者のワークステーションやマウスコンピュータ―「DAIV-NG7510」モデルにより検証しています。

今回比較した4モデルの特長。
レノボ「ThinkPad X1 Extreme」は、4モデル中最も軽量な本体に、最大64GBメモリと4Kディスプレイの表示がAdobe RGB比100%/10億色表示とストレージ構成がRaid設定(RAID0、RAID1)が可能に。ワークステーションに迫るハイスペックPCになります。
HP「Spectre x360 15」は、4モデル中最も美しいデザインになり、2in1方式での使用ができますので様々なシーンで利用できます。
4KディスプレイはAdobe RGB比100%には対応できません。
デル「XPS 15」は、4モデル中最も動作周波数の高いCPUを搭載。4KディスプレイはAdobe RGB比100%に対応。
マウスコンピュータ―「DAIV-NG7510」は、BTOの有力メーカーになります。
4モデル中最も性能が高くVRに対応する高性能GPUを搭載。又BTOメーカーとしての強みである豊富なカスタマイズができます。
パソコンの知識がある方には、豊富なカスタマイズを選択できるのが魅力のPCになります。
「DAIV-NG7510」による、Adobe Creative Cloud製品の主なアプリケーションを検証した製品レビューを掲載しています。
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